鍼灸の解熱法(試用版七星鍼法)

家族が朝から頭痛、腰痛がして、だるいというので、熱を測らせたら38.5℃でした。
 
仕事もあったので、柴葛解肌湯を飲ませて夕方帰宅すると、やはり38.5℃だと言って苦しげでした。これは大阪の新城先生が提唱されている七星鍼法を試してみるちょうど良い機会なので、解熱剤は一切使わずに、鍼のみでトライしてみました。早々に脈を診ると肺と心が虚していました。(七星鍼法では脈の配当が経絡治療的な六部定位とは異なります)
 
そこで肺査穴と心査穴・八邪に切皮し、井穴刺絡をしました。査穴というのが七星鍼法の独自のツボです。刺絡をしている最中から煩悶がなくなり、1時間後には37.2℃(この間に発汗有り)3時間後には36.9℃となり、翌日の朝には36.3℃となり、ほぼ症状はとれたようでした。
 
恐らくインフルエンザだったと思うのですが、発熱してから24時間経たないときちんと培養出来ないため、家ではいつもウイルスが同定されないまま治ってしまいます。
 
八邪は以前から中医的な手法で使っていましたが、今までの方法より熱の下がり方が、安定しているように感じました。
 

詳しい方法は著作権があるので書きませんが、ぜひ『人体惑星試論奥義書』で確かめてみて下さい。つまらない講習会に何十万も使うなら、この本は激安だと思います。

追記:今でも中古で2万円以上しているようです。

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