チョコレート嚢胞と副反応の巨大卵胞の鍼灸治療

症例1

昨年1月頃より、以前からあったチョコレート嚢胞が痛み始めたので、鍼灸治療開始。大きさは6.6cm、CA125 107

3回ほど治療して、大きさ4.2cm、CA125 73となり、来月の検査でも小さくなれば、近所の医院で経過観察にしますと言われ、さらに3回治療し、3.9×2.0cmとなり、現在大きさ3.3cm、CA125 25.2で経過観察中です。

症例2

歩くと鼠蹊部が痛む様になり、近医(婦人科)で調べたところ、卵巣嚢腫が見つかりました。

大きさが5cmあったので卵巣嚢腫と言われたそうですが、腫瘍マーカーがCA125 10.0、CA19-9 10.4と低値だったため、大学病院を紹介されて受診。大学病院では巨大卵胞ではないかと言われ、翌月さらに検査する事になりました。

心配なので卵巣嚢腫の治療もして欲しいという希望があったため、検査までに4回鍼灸治療を行いました。再検査では大きさは2cmとなったため、ホルモン治療となりました。これには担当の先生も首を傾げていたそうです。

2ヶ月後に婦人科検診があり、その間にも同様に2回ほど鍼灸治療。結果は大きさも問題なくなり、一年後まで経過観察となりました。

この方は、腫瘍マーカーの値が低かった為、卵巣嚢腫ではなく、ワクチンの副反応を疑っているのですが、卵巣嚢腫のアプローチで鍼灸を行いましたので、まとめてみました。

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