耳鳴りと鍼灸 二題
症例1 男性
一年前から耳鳴りがあるという。三年前に親族をなくし不安症気味
17診くらいまでは鳴っていない日もあったり初診時の半分くらいまでにはなっていたが、一進一退が続いていました。
6~7割減となったところで治療法をやや変更することにしました。
駟馬、三重、腕順、木穴、門金、火硬を用い、その後7診ほどで鳴っている日がほとんどなくなり治療を終了としました。
症例2 女性
右耳の難聴、咳喘息もあるという。
ストレスが高くなると耳塞感が増えるということでした。
使用した穴は症例1とほぼ同様です。
3診から咳は時々となり、飛行機に乗っても耳塞感は出なくなったということで喜んでおられました。
6診で咳はほとんど出なくなり、耳塞感は天気の悪い時に少し出るくらいとなりました。
8診で症状はほぼなくなり終了としました。